ヤミと帽子と本の旅人 第13話「リリス」
- 最終話。前回の続きから。ガルやんはリツコさん(17歳)と幸せになったけど葉月さんはー……。
- リリスちゃんとイヴ(初美)さん姉妹のドツキ漫才。
- 蓉子に会った世界、会わなかった世界……『もしも』の分だけ本にはいろいろあって……。
- 今、葉月さんがいるのは『初美(イヴ)がいたのかどうか、あやふやな世界』
- 『葉月は元の世界に戻っていない』……第一話の初美を追って葉月が旅だった本の世界では二人はあれから消えてしまったままになっている。
- 葉月さんは初美という姉が存在するかどうかあやふやなまま前へ進めないでいる。まるで失意の牢獄だ。
- で、リリスちゃんが『シリーズ』として存在する本の中から、一緒に旅をした葉月さんを見つける。
- そしてイヴは再び初美となって、その世界を初美がいた世界に変えて、葉月さんと姉妹としての日々をやりなおす。それは自分が消えるまでの数日間。
- ただ、今度は一緒に成長してきた世界ではないので、初美さんはいつでも葉月さんの前から去ることができる。
- 彼女の目的は、本を旅してきた葉月さんの本当の『修正』なのだろう。
- 「…サヨナラってなんなのさ……?」これは本の世界の記憶が残っている葉月さんの心を救うための決別だと考えたほうがいいだろう。
- 二人は、誕生日の夜を繰り返す。
- 「この扉を開けると大変なことが起きる」と葉月さんが予感するのは、旅の記憶が完全に抜けてないから。
- だから、初美が消えて本の旅をする葉月さんを、旅をしない葉月さんに修正する。
- 消えないで、葉月さんの想い(「抱きしめたい」という願望)を叶える初美。
- 目覚めると初美のいない世界。葉月さんの子が初美の世界……。
- こうして葉月さんは本の登場人物を超えることができなく、リリスとイヴの姉妹は今度は二人で本の旅をはじめるのだった。
- つーことで『葉月さんがキス失敗してから成功するまで』のお話だったねぇ。
- 『悲恋』で美しいと考えるか、夢オチかよーんと嘆くか……『追いかけているもの』を母性だなんだとか言って、葉月さんがそういう風になるとかいろいろ考えれるけどー。
- たぶんドツボにはまるだろうから考えない。
- べたべた話が好きな人には、べたべたするけど別れるのは『敗北』だろーなぁ。
- しょーがないので妄想してみる。
- 本来なら初美が消えて次の日には、初美のいない世界になり、葉月の子供が初美になるという、そういう内容だった。(1話の夜から一気に今回の朝まで)
- でも、葉月さんの愛情(欲望)は初美の想像をはるかに越えてて、本の世界を旅するまでになった(今までの展開)
- で、それから修正するのだが、好きでいてくれた葉月さんに対する気持ちとしてただ修正する(消える)のではなく、一晩でも求めに応えたと。
- 葉月も葉月さんが好きだったと。最後の本来ならありえない『画像』も葉月への想いが表れたんだと。
- ……………超越しちゃっていいと思うけどね。私は。なんでもアリだったんだし。
- ほらあれだ、きっとべたべたしてる世界もあるんですよ。いつでも介入できるみたいだし。
- 「なんでこれから生まれる子が女の子で初美って名前だって、ボクは知っているんだ?」「それはねー」「リ……リリスッ」「はーずきぃ、おひさしぶりーん☆」……あの後でも続けられる。
- とりあえずavexさん、DVDで『14話』作ってもいーですよ、いや作れ(苦笑)
- 結局、ヤミ・ヤーマとか何だったんだろーね?(知らんわ)
- 気が向いたら追記するかもしれないが、とりあえずDVDは購入決定っす